2016年8月12日金曜日

中山峠を行けば その5

今回は赤井川特集です。
まずは航空写真を御覧下さい。

赤井川村航空写真

赤井川村は見事なまでのカルデラで、南北を道道36号線が貫いています。

赤井川村…と言うと地元の人間とそれに近い人達は大きなマルの方を指します。
下の小さなマルの方は都(みやこ)と言って差別化しているというのを、20年位前に赤井川村に住んでいた人から聞いたことがあります。

遠方から赤井川村に訪れる人はかなりの確率で国道393号線を走ってくるので、赤井川村=都というイメージのほうが強い…らしいです。
現在はR393の終わりに道の駅も出来て、より一層このイメージは強くなっていると思われます。

セコマ常用の自分は赤井川村=大きいマルのイメージです。



少し航空写真を大きくすると村内の大部分の道がわかりやすく表示されます。

赤井川村航空写真

さらに詳しい表示は諸兄のPCにて確認をお願いするとして、背景色が濃くなると見えていなかった道も容易に発見することが可能となります。
具体的に言いますと、林道もしくはそれに近い農道を発見できるというわけです。

話は少し戻りまして、赤井川村はカルデラです。周囲は山ですが地図には道があります
ダムの先とかうっすらと白い線があるんじゃないか、と気付いた人はそれ以上何も言わずに水と食料と方位磁石を持ってFIND OUT!して下さい。
そこは上級者向けです。熊とか出て当たり前ですのでご注意を。

で、熊は出ないけどシマウマと覆面が出るr36を迂回して、都⇔セコマ方面に抜ける道の調査を今回してきました。
もう一つ調査したのがセコマの裏手から冷水峠展望台に抜ける(仮称)山梨冷水林道(山梨線)です。

r36迂回路


入口部分の画像をストリートビューで拾ってこようとしたら雪で埋まっている画像だったので断念しました。
勾配のきつい上り坂の入口になり、石山という山の回りをぐるっと走る道になります。

道路状況を説明しますと交通量はほぼ皆無。舗装状態は良好。これは除雪が入らないためでしょう。路面状況は清掃が入っていないのでやや悪く、熊の糞が落ちているので遭遇には注意が必要。車幅は狭く車の対面通行はちょっと厳しいかもしれません。

あまり曲がりくねっていないように見えますが、細かいコーナーとアップダウンがあり、走りごたえがあります。
自分はまだ走っていませんが、最初の分岐を右に曲がると都の方に抜けられるようです。

そして写真はない…と。
走るのに夢中の時は写真を撮るために停止することはあまりありません。


そして、前回は雪で断念した山梨線。
今日は晴れ続きで地面も乾いており、とてもよいコンディションでした。

仮称・山梨冷水林道

写真は実走GPSデータをのスクショなのでグーグルマップみたいに動きません。
というのも展望所からの道が表示されなかったのでこうするしかなかったのです。
航空写真だとうっすらと道が見えます。

余市側から冷水峠に入ると展望所の手前、左側に林道の入口があります。
赤井川村側の入口はセコマの横の道路をかなり進み、左手側に橋が見えたらそこが入口になります。
正式な名称が不明で、橋の名前が山梨橋、冷水峠まで続いているので山梨冷水林道と勝手に名付けています。山梨線は長いので短縮した名称になります。
途中の分岐から赤井川林道になるので、この道も もしかしたら赤井川林道の一部なのかもしれません。

セコマからだと距離が9キロ程度あるので、仕事終わりに林道1本行きますかにはちょうどよい感じです。
路面は走ってみたらやや荒れてきた感じがありまして、途中でかい岩が浮いていたり


岩トラップ

埋まっていた物が出てきたようです。こういう危ないものはしっかりと道路脇に処理させて頂きました。

一部崩落等もあったらしく、工事された跡も確認できました。


法面崩落があったらしい

ちなみにこの林道は、赤井川村のTVアンテナの基地局に通じている道なので結構重要みたいです。
社有林の入口も兼ねていてたまに車が通りますので走行の際はご注意願います。


こうして今回のツーリングは終了しました。
ここまで充実したツーリングは今年初だったのではないかと思うような充実ぶりでした。

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