2017年4月18日火曜日

4月4日 TW探索ツーリング まとめ

バイクを走らせるのが楽しい。

まずはそのことが確認できたのが一番の収穫でした。
心身の問題から、もしかしたらバイクを走らせても楽しむことが出来ないのではないか、そう思っていたからです。

しかし、それは杞憂でした。

自分がバイクを降りる時は、走っても楽しめなくなった時なんだろうな、と。



テスト走行を行わないまま走り出したため、ぶっつけ本番となったTWでしたが、何もかもがうまくいきました。


始めは弱々しかったセルも、ツーリング途中の始動では一度も弱くなることはなく、バッテリーは問題なく電力を供給し、充電に関しても問題がないことを確認できました。
つまり、タフスター リチウムバッテリー102型はTW225で使用することができると証明されたのです。

それはよかった。大変喜ばしいことなのですが…シーズンが開始してからこういった商品が発売されるのは自分らしいことなのかと思いました。


プロセレクトバッテリー Pro Select Battery:オートバイ用バッテリー(商品番号:PSB124

RISE CORPORATION ライズコーポレーション:PLUS (プラス) バッテリー ジェルタイプ(商品番号:C02Z999A013ZZ


今までTWの純正バッテリーであるYB7C-Aには、ジェルやMFの互換品が存在しませんでした。
なので今回のバッテリー交換でリチウムバッテリーへと変更したわけなのですが、上記の商品が最初から選択肢にあったのであればかなり迷ったでしょう。


プロセレクトのバッテリーはわりとまともな会社が販売している商品なので、品質的にはある程度信用できます。
互換品は純正品と微妙にサイズが異なりますので、付くかどうか若干怪しい部分がありますが。
このバッテリーは最近新商品として紹介されたもので、自分がリチウムバッテリーを購入する時は存在しませんでした。

対してライズコーポレーションのプラスバッテリーはかなり怪しい。
過去2回のマキシマバッテリーの異常から疑いを持っても仕方ありません。
サイズも純正品と異なり、ここのバッテリーは一度リトルカブの互換品を購入したらバッテリーボックスに入らないので使えなかったということがありました。
この時は同じバッテリーを使っているリード90には入ったので無駄にはならなかったのですが、バッテリーボックスに余裕がない作りだと入らずに使えませんという事態は起こりえます。
値段は安い。ともかくそれだけは確かですが、この価格でも3年持たないと純正品に対して割高になります
なぜなら純正のYB7C-Aは5年は確実に持つから。GSユアサならまず確実に持つ。


値段に走るか、ほぼ確実に装着できて品質もそこそこのやつにするか、未知のリチウムか

相当迷ったことでしょう。今、この選択肢を突きつけられても迷うほどです。

リチウムバッテリーはとりあえず装着は出来て問題はなさそうですが、どれくらいの耐用年数なのかまだ不明。
これで5年くらい持つのであれば圧倒的に有利ですが、2年で死んだらちょっと考えてしまいます。

あと、気になる軽量化の結果ですが、残念ながら自分にはまるで感じることが出来ませんでした


この結果は予想していました。
軽量化、皆が言うような走行に影響が出るような軽量化というのは、単純な重量の軽減ではそうそうあらわれることがないと思っているからです。

ハンドリングの軽快さが上昇するような軽量化とは、回転している物体の重量、それも大きく回転し重いものほど影響がある。
軽量化というよりジャイロ効果の軽減による直進性の低下、相対的な(以下略)…

つまりホイールの軽量化が一番効果があるということです。

バッテリーの軽量化で取り回しや引き起こしの影響も体感できるほどの効果もなしです。
背中に2リットルの水が入ったペットボトルを背負って走っても、走行性能があまり変わらないのと理由は一緒です。




スタッドボルト化された時に外しただろうマフラーはちょっと音がこもり気味?
違和感を感じるのでこれは正しいと思う。
何か詰まっているのか、そういえばサイレンサーの水抜き穴から盛大に水が出てきたことがあったのを思い出す。
走行で解決するかと思ってましたが、そのうち忘れてました。
これはまた調べておきましょう。



ブレーキパッドは問題なし。
冷水峠の下り、雪解け水で路面がフルウェットの時にブレーキを掛けている最中に気づきました。

水がかかっても減速する!!

当然の事なのですが今まではそうじゃなかったわけで。
ただ、取り回しの際にキーキー鳴くのがちょっと問題。
これは、ディスクが歪んでいるタイプの鳴き方。タイヤを回してある地点でキーと鳴く。
鳴きどめグリスは好きじゃないので使わなかったのですが、今回は使ってみようと思います。



吸気と点火はまるで問題なし。




そしてオイル。
ウルトラG2とTW225の相性が良いのは以前から知っていたのですが、これほど合うとは予想以上でした。
小さくなったエンジンのメカニカルノイズは油膜の成形が確かであることの証。
ギアが入りづらいことはなく、エンジンの回転を上げていくと滑らかに回る。
これはCB1100にウルトラS9を入れた時と似たような感覚。

R393ずいぶんと楽しめました。

合わないオイルだとシフトチェンジの時にガツンとなっていたチェンジペダルの動きが、ニュコっという感じで入るのがじつによかったです。



クラッチケーブルの動きもよし。
自分はクラッチレバーの遊びがあまり大きいのが好みではないので、既定値より少しだけ小さくしましたが、これがよかった。
感覚的に使いやすい。
今までより馴染んだ感じがしてうまくいったと思いました。


車体に関しては概ね好意的印象でした。
問題はブレーキの鳴き、サイレンサーの詰まり? くらいでしょうか。



ライダーの方は頚椎ヘルニアを発症しており、症状が緩和するまでやや時間がかかりそう。お勧めはできませんが痛み止めを服用すればまあまあのコンディション。
ただ、ニーグリップにはまるで問題がなかったです。
これは日頃から鍛えておいた成果が出ました。
ブログやネットをしている最中に膝でボールを挟むだけの簡単なトレーニングですが、効果は絶大。
そもそもニーグリップで使う筋肉は普段の生活で使うことはないので、たまにバイクで長距離を走ると翌日は筋肉痛でまともに歩けなくなります。
なので普段から少しでもその筋肉を使うようにしておけば、ちょっと痛いかなという程度の筋肉痛で済むというわけです。



問題は積載、増加した積載方法に出ました。

ラフロの新作バッグ

RR9305 AQA DRY ワンショルダー

雨天時、というかレインスーツ着用するとポケットの類が使用不可能になるので、身につけるタイプのバッグでポケットに収納していたものをどうにかしようと思ったのです。

ちなみに今まで使っていたのはデグナーのこれ。

ホルスターバッグ/HOLSTER BAG(ブラック) [NB-54-BK]

NB-54は防水ではないので雨が降ったら外してトップケース行きになりましたが、RR9305は防水なのでそのまま装着していてもOK。
さらに防水部分ではない収納スペースにスマートフォンの容易な出し入れを期待しての購入だったのですが、まったくの期待はずれとなりました。

いや、防水バッグとしては特に問題はないのです。
しかし自分の目指していた使用とはちょっとかけ離れた作りだったというだけです。
製品自体に問題はありません。

そうですね…ボディーバッグは基本背中側に本体があります。
開ける時はお腹側にずるっと持ってきてジッパーなんかを開くわけですが、この商品、ライディング時の事を考えて作られていてショルダーコードに工夫がなされています。
これは確かにバイクを運転している時はずれにくく、肩に重さが集中しない素晴らしい作りなのですが、ぐるっと回してバッグの中身を取り出せないというデメリットがあります。
つまり、バッグの中に容易にアクセスできないってわけです。

目的通りの使い方ができなければよい商品でも意味がありません。
こちらは目的にあった使い方を考えており、無駄にはしませんが…

スマホの出し入れについてはこのあとも検討を繰り返し、一応決着をつけました。
その話はまた違う場所で。

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