2017年6月6日火曜日

走れオザキ その5

昨日より最高気温が10度近く高くなった後志地方。

今日は走る気まんまん。
満ち溢れている。

仕事が終わり飛び出すように会社を後にし、猛烈な勢いで自転車を漕いで帰宅。
その勢いのまま出発の準備をする。

今日は林道走行。
ホーム林道と化した(仮)山梨冷水林道を走る。

この気温ならこれでもいいか。
そう思ってYシャツにジャケットのみのスタイル。
ニープロテクターは外付けハードタイプ。


TWはしばらく放置していたにもかかわらず、セルは元気よく回り、エンジンは一発始動。
アイドリングは安定しないので、素直にチョークを引いて暖気する。

インジェクションのCBに慣れきると、この時間がもどかしい。

準備運動を兼ねて近場の林道を走ってみたが、驚くほど走れない。
それに今日は太ももが痛い。

昨日のCBの運転でニーグリップ筋肉痛かと思ったが、痛いのは腰を落とした時に使う太もも前面の筋肉だ。
スタンディング走行だとこの前面の筋肉を使い、ニーグリップは裏側の筋肉を使う。

つまり日常的に使っているはずの筋肉が痛い。
衰えを痛感した。
衰えているのは知っていたが、予想よりも遥かにひどい。

毎年自転車を漕いで通勤していたのを車にして、冬の数ヶ月を病気で過ごしたらこの有様。

鍛え直すしかない。


TWの発進は心もとなかった。
CBの図太い低速トルクとは違い、粘り強いがか細いTWのトルクに不安を覚えたのだ。

こんなので大丈夫かと思ったが、杞憂だった。

広域農道をまたしても鈍速車の後塵を拝することとなり、呻きを漏らしてみたもののどうにもならず。
r753からはやや加速。
今日は急ぎ林道へ入るべく脇道を走りゴルフ場前までショートカット。

定点観測をおこない

赤井川 冷水峠 気温15度
ちょっと、いや、結構寒いと薄手で来たことを後悔して林道へ突入。

(仮)山梨冷水林道 冷水側入口

ここの林道は、ゲートはなし。
浮き砂利、沈砂利、ややガレ場。
起伏に富んでいて、距離は約5キロほどで路面が乾いていれば初心者から上級者まで結構楽しめる。
冷水側から突入すると下り坂の終わりでT字路になっている箇所があり、減速が足りないと崖下に落下することになる。
これを忘れていて今日自分は落下しそうになった。
もしTWにABSが付いていたら落ちていただろう。

あまり詳しく調べていないが、林道途中でケータイの電波がない部分は結構ある。
例えばこの写真を撮影した場所では電波はなかった。

林道途中

林道の途中、強い日差しの中だと思うだろうが、実際は夕日で驚くほど柔らかい金色の光だった。
眺めていたかったがさすがに虫がすごい。

路面は流水痕が目立ち何箇所かあるアスファルト部分が猛烈に歪んで波打っていた。
この道は連絡道になっているはずなので、そのうち整備されるかもしれない。

そうそう、だから車の往来もある。
一度だけ商用バンとすれ違ったことがあった。
だから走行には注意が必要だ。

道路脇の草はきれいに刈られている。
今はちょうど草刈りの時期。
これが7月になるとまた伸びだして走りにくくなる。


持てる技術を総動員して、TWをコントロール。
思った以上には暴れないが、気を抜くとすぐに吹き飛んでいく。
そういう部分は丁寧に走る。

今日は登りのスタンディングで収穫があった。
林道は思っている以上に乗れた。
そのことがすごく嬉しい。



赤井川のセコマで熱い缶コーヒーで祝杯。
まだ自分にはホットコーヒーが必要だ。

寒い。
判断を誤った。
せめて中に着るものを容易すべきだった。
ちょっと浮かれ気味だった。


しかし走りは満足。
思わぬおまけにも出くわした。


水平線
沈む夕日
横に広がる雲に、光がどこまでも続いていた
金色から橙、赤から桃へ

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