2017年6月18日日曜日

走れオザキ その6

今日は終日晴れ予報。
途中、濃霧注意報が出る。

昨日は走れなかったが、今日は走る。


降り注ぐ陽光を会社の窓から眺めながら走ると決める。


走るというのに、今日は走るというのに…
走る方向の西の空は真っ白で、ガレージの出口にはよくわからない車が駐車していて出られない。

いつもめんどう。めんどうばかり。

だから、バイクを走らせることにした。
そうであるから、走らせることにした。


赤井川 冷水峠 18時7分

少し肌寒い冷水峠を駆け上がる。

予想よりも良い天気。
予想よりも高い気温。

念のため持ってきたシャツは着なくてもよさそう。


今日はTWで来ている。

ここに来るまで少しわかったことがある。
それを林道で確かめたかった。


仮称:冷水線 18時13分

ニーグリップ。
今年はニーグリップする力が足りていなかったらしい。

何かを絞め殺すような勢いでニーグリップをすると、林道でも舗装路でも車体は安定し、意のままにバイクを操ることが出来る。

所謂乗れている状態だ。

前回苦戦していたすべての箇所をまったく問題なく走りきる。
ただ、筋力の低下は如何ともし難く太ももはパンパンの状態。


しかしコツはわかった。
やはりニーグリップ。
自分のライディングはまずはニーグリップなのだろう。
基本中の基本だが、まさか絞め殺すほどの勢いでやらないとダメとは思わなかった。


クマ臭くて急いで林道をあとにする必要性があったのも一理あるが、ともかくニーグリップだ。
途中でカラフルな紐が落ちてると思ったら、ヘビじゃないか、ヘビだろう、どうしようもないというわけで、轢いてしまってごめんなさい。


林道の出口。
ちょっと休まないと動けないほど足がパンパンだった。


昭和47年なのか41年なのかちょっとわかりにくい。
とりあえず40年位前にこの橋を作ったらしい。

その事実にちょっと驚いた。
40年物の橋とは思えない。


林道出口からセコマへと向かう道路で今日の夕日を眺める。

赤井川村 18時26分

盆地内は暑い。
温度計を見ると20度を超えている。
冷水峠は肌寒かった、気温は16度ほどだった。


出発した時の天気では夕日は見れないと思っていた。
これはツイていた。
自分にしては珍しい幸運。


セコマでコーヒーを飲み干し、いつもより長い休憩を取る。

走りの収穫の多さに満足。
素晴らしいと自画自賛。


そしてこれだ。

風伝おろし

霧が山を越えてくる現象。
正確にはなんと言うのかはわからない。

少し調べると風伝おろしという名が出てくる。
自分は霞駆けと言っているが。

あと小一時間で赤井川村は霧の中だろう。

その霧の中に向かって走らなければならない。
案の定寒い。

チクショウ

いつも最初と最後にめんどうが起こる。




それでも
今日の走りはよかった
今日の走る前のことは忘れることが出来た
また走るだろうと思うことが出来た

また明日、走れるかな?

0 件のコメント:

コメントを投稿