2017年6月4日日曜日

5月30日のツーリング その4

r66、ニセコパノラマライン。
今年の開通は例年より早く、4月28日だったらしい。
毎年道路脇に雪が残る時に来ていた。
今年くらい遅く訪れたのは初めてだ。

他の全ての場所が暑くても、ここだけは涼しいというか寒いニセコパノラマライン。
標高が高くなっているのだから当然だが、今日はどうしたことだろう、どこまで登っても暑いままだ。

平日の昼真っ盛り。
前にも後ろにも車はいない。
この道はぶっ飛ばして楽しむ道じゃない。
少なくとも自分はそう決めつけている。
何年か前に対向車のバイクが目の前で道路脇の側溝にダイブして、応急救護義務を履行したとなればなおさらだ。

じっくりと走る。
ここでも問題は浮き彫りだ。
ライン、ペースともに悪し。
しかし安全と天候には恵まれている。
だから文句はない。
技術的な問題はあとでどうにかできる。


パノラマラインの途中、覆道工事をしていた部分が随分完成に近づいていた。

ニセコパノラマライン 覆道工事

もう何年か工事を続けている。
冬期通行止の期間は工事ができないので時間がかかるのだろう。
ここの工事は多分始まってすぐの頃から見続けている。
前はよく片側交互通行だった。
今日は規制はなし。


神仙沼の駐車場。
今日は車が少なくバスもない。
時間も早かったので寄ってみる。

騒がしくないのは久しい気がした。
近年は大陸からの観光客、ペットや子供を放し飼いの方々で近寄りがたいものがあった。
こんなチャンスはあまりないだろう。
ちょっと暑いが、今まで行ったことがなかった神仙沼へと行ってみようじゃないか。
後から考えると気の迷いとしか思えない。

いざ、神仙沼へ

事前情報は何も持ち合わせていなかった。
なので頼りは設置されている看板の情報のみ。
ケータイの電波は言うまでもなく、ない。
道は基本的に木道なので、踏み外して藪の中に入らない限り迷ったりはしない。
注意一つ。
看板にも書いてあったがうるしがそこらじゅうに生えているので肌の露出は危険。

沼までの距離を見てちょっと後悔。

890メートルだと?!

往復で1780メートル。
時速4キロで歩くペースだと10分で666メートルほど進む。
30分で2000メートルなので20分ちょいで往復可能とざっと計算する。

一瞬戻るべきかと思う。
しかしここで引き返すのもなんだかなあと思い進んでしまう。




最初の写真、神仙沼まで階段あり/なしの選択でありを選ぶ。
こちらのほうが距離が近い。
虫こそあまりいないものの、結構暑くて正直やってられなくなっていた。
だからこそ引き返す気になれない。
沼を見るまで帰れない。

視界が開けて、これが神仙沼かと思える場所に出る。





残念ながら、まだ途中だった。
沼はこの奥にある。
水は写真では青いが実際は茶色い。
泥炭層で地中に水が染み込まず、結果沼地になっているためだ。

少し期待して神仙沼に到着。



神仙沼 12時23分

890メートルの看板から15分ほどで到着したらしい。
自分の前にカップルがいた他は誰もいない。
沼の感想は、ちょっと残念といったところか。
実際の景色より写真のほうが美しく感じる場所だった
秋になればまた違った感想を抱くのかもしれない。
しかしその時期は人で溢れかえっている。
多分もうこないだろう。
清掃協力金の箱に100円を投入するのは忘れなかった。





パノラマラインで暑いのであれば蘭越はさらに暑い。
山を降りてもやはり暑かった。
この暑さは続くのか。
r66からr32へ。
r914の新富、上泉コーナー。
そしてr702の川沿いを走り、豊浦のセコマまで一気に走る。

相変わらず天気はいい。
日差しがきついと感じるレベルだ。

神仙沼で少々時間を使いすぎた。
セコマで休憩をして、メインルートはここからが後半戦。
時は14時。
最初は早かったがこの時点ではいつもと同じ時間だ。

洞爺湖を周遊して支笏湖まで足を伸ばすには、少し時間的に厳しい。
ならばリターンポイント2(R453とR276のT字路)でr695を楽しんで帰るのが定石だろう。

それにしても、豊浦のセコマにはゴミ箱があるのだが、みんなゴミを入れすぎだと思う。
車でやってくる人で、車内からゴミを出さないやつのほうが少ない。
近い将来、コンビニからゴミ箱は駆逐されるだろう。
そう思いながら、洞爺湖へと出発した。

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