自分のツーリングルート(メインルート)は、全体的に見ると左回り(反時計回り)のルートになっているのだけど、洞爺湖は周遊する都合から一時的にそれが崩れる。
湖岸を右手側に走る。
もう何周したのか覚えていないほど走った。
いつも難しいことはなかった。
それが今日、湖岸を左手側にして走ると、とても難しいと思った。
洞爺湖 烏帽子岩 15時12分 |
こんな岩があることも知らなかった。
走るのが難しいのはここでも同じだった。
湖岸が近い、崖下落下という現実がつきまとう左回りが、さらに難しくさせていた。
ギクシャクしたリズムで走り続け、洞爺湖を後にするとかなりの時間が経過している。
遅い速度と停車回数ですっかり時間を消費していた。
日が長さに助けられた。
あとは北上して帰路につくべきだろう。
いつもの自分ならそう考える。
この時もそう考えたが、日が長い、その現実が判断を変えた。
r97で北上しよう
r97へはどうやっていくか
一番手っ取り早いのは伏見線を走行するやつだ
走るのが難しいというのに、林道を走っているときだけいつものように走れた。
だからもうちょっとだけ林道を、そういうことだった。
伏見線 15時55分 |
多分台風のあとに来たことはなかっただろう。
ここにもその名残があった。
もしかしたら真狩の強風の時の影響かもしれないが、倒木やがけ崩れは珍しいものではない。
どこの山でも修復している。
r97に入り、あとはこのままと思ったが、地図上にループ状の道を見つけてしまい探索を開始。
見事なループ橋だった。
朝里峠の大ループ橋には及ばないが、とても農道のものとは思えない。
ここを走ってしまったのでr914へと出ることになり、そうであるならばこのままr914のダート区間も走ろうかということに。
途中まで見事に舗装されている道道914号線だが、この看板の先は度肝を抜かれる展開になる。
この看板は何かの冗談じゃないかというほど素晴らしい舗装なのだが、、、
どうしてこうなるのかと誰かに訊ねたくてたまらない。
特にr914は南側の砂利道区間が始まってすぐに廃屋があって、相当不気味な感じがする。
ここは三桁道道なのでまだ理解できるが、r32やr70なんかは二桁道道で位置付けは主要道道だ。
それが砂利道あっはーんなのはどうしたものかと思うのだが、個人的にはありがたい。
もちろんTWじゃなければお断りしたいが。
一日を通して難しかったツーリングは、このあと羊蹄山の山麓を走り、終わりを告げる。
写真は無い。
撮ることが出来ないほどの状況だった。
疲れを自覚した。
それは連勤による疲労であり、年齢による疲労でもあった。
病んでいるというのもあるが、これから先何もかも難しくなるのだろうかと考えると、底なしに嫌になるので、否定してみた。
意味があるかはわからない。
今月残り2回の休日がある。
仕事の間隔は短い。
疲労は抜けるだろう。
そこで試してみよう。
まだ、走り続けられるかを。
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