2020年8月19日水曜日

夕焼けダッシュ 十回目

 札幌市は14時11分に最高気温34.3度を記録して8月下旬としては観測史上タイの記録だったとの事。
ただ外に立っているだけで汗が止まらないほど暑かった。


そんな暑い日に仕事は早上がりだったので走り出した。
ホンダさんことCB1100で。。。




正気じゃない!!!貴様正気じゃないぞ!!!!




どこかからそんな叫びが聞こえるような気がしたがきっと気のせいだ。

帰路の時点でまだ気温は30度を越えていた。
笑いが止まらない。
気が触れてるわけじゃなくて暑いのが好きなのだ。

短距離走行用にまだ使ってるSHOEIのZ-6を、Z-7より涼しくないフルフェイスをかぶり猛然と加速した。
止まったら主に熱が原因で死ぬのでそりゃ加速するしかない。
クランクケースに熱が回りきるまでに市街地を抜けないと信号待ちで倒れる未来しかないのだから。




昨日のツーリングの疲労が翌日に現れないのでこりゃヨカッタと思っていたら
問題がなかったのは午前中だけで午後からひどい筋肉痛に苛まれる。
太ももが痛すぎてしゃがむのは不可能。

それでも走り出すとやはり今日も乗れていないので乗れてる時のイメージを思い出してセルフチェックを開始した。

TW225に乗れている時レイダウンするとスマホホルダーにメットが接触する事がある

これだ。
原因は頭の位置が高い事。
オートバイにへばりつくかの如く頭の位置を下げるとオートバイとの一体感がやってくる。
特にCB1100と一体化するとゴリゴリする塊みたいな印象になる。
こういう印象は意外と大事にしていて、乗れなくなった時に乗れてる時の思い出せる鍵みたいな感じになっている。


とりあえずさらに加速した。
両手をまったく使わないでリアブレーキの減速Gを下半身だけで受け止めれるってくらいオートバイと一体化するのはイイんだけど、びったりくっついている足があまりにも熱かった。


夕日が見たい!
という欲求を満たすため冷水峠には行かずに余市方向曲がった。
感覚は取り戻したので峠をギュインギュインする必要はない。
夕日を見ながらコーヒーをがぶ飲みする。
今はその事しか考えられないのに、余市のセコマでコーヒーを買って走り出したら50キロ制限の道を路線バスが30キロで走り続けて死にそうになる。

あつうううぅぅぅいいいいいぃぃぃっl


幸い3つくらい先のバス停で乗車する人がいたのでバスは道路上から退場した。
前の車がイイ感じで加速してくれたので助かった。


フゴッペにギャラリーが出来るほどの夕焼けだったけど夕日は雲の中に沈んでいる。
こりゃダメっぽいしバス停に停車してるおかしいのがいっぱいいたので忍路漁港へと回ってみる。



この坂道の時点で勝敗はすでに決している。


    忍路湾 忍路漁港 18時28分

日の入りは18時33分という情報だったけど水平線に雲がある場合はずっと早く沈む。
それよりもすでに忍路湾の真ん中に夕日が沈む光景は見れないという事実に気が付いた。
前回見たのは5月31日で去年見たのは6月24日19時16分となっている。

日が短いと湾の左側に沈み、日が長いと右側に沈むと思われる。
夏至近くで湾の真ん中付近に沈むので、多分7月の中旬くらいまでが見頃なんじゃないかと。
正確な情報は地元のクルーズ船のお店にでも問い合わせれば教えてもらえるかもしれない。
情報にはカネが必要だって話になるかもしれないけど。



どのみち8月に入ると日は急速に短くなって仕事終わりに林道にも入れないレベルなのでわかっていた。
赤井川村へ辿り着くのすら難しくなるのだ。


暑いのももうおしまいかと思ったら
天気予報では最高気温が28度を連発している。

忍路湾に響き渡るミンミンゼミの合唱を聞いて
今日はおしまい。

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