2020年8月29日土曜日

TW225ステップ交換その後ほか

ツーリング中あまりにもリアブレーキがキーキー鳴くのでリアタイヤの脱着に着手した。
TWのリアブレーキはドラムブレーキなのでタイヤを外さなければブレーキにアクセスできない。
昨日までの気温ならリアタイヤの脱着など不可能だったけど、今日は雨が降って涼しくなった。
一時バケツを引っくり返したかのように降った。




これはチェーンメンテナンスで使用する物で
後輪を乗っけてタイヤを手で回しながらチェーンの清掃及び注油の作業を助けてくれる道具。
割とよく見かける商品で自分のガレージには何年も前からある。
しかし使用したのは1回しか無い。
1回の使用で後輪を乗せると重すぎてローラーがスムーズに回らないので使用を諦めた。
原付程度の重さならイイんじゃないですかねと思ったけど、原付(スクーター)にはそもそもチェーンが存在しない。
カブはサイドスタンドもセンタースタンドもあるので同じく使わない。

そういう理由でガレージの隅の方に積まれた荷物の下に置かれてたんだけど
ちょっと前に掃除した時に引っ張り出された。
そしてまた隅の方の目に付く場所に置かれていたんだけど閃いたのだ。
リアタイヤの交換の時にタイヤの下に木材を入れていたけどこれを入れればイイんじゃないかって。

入れてみた写真を撮ったと思ったら撮っていなかったけどすごく便利良かった。
ローラーだけじゃなく手前のスロープも便利だし
アクスルシャフトを引っこ抜いてカラーなども外してもスイングアーム内でタイヤを置いといても問題のないことに気が付いた。
ともかくこれは便利だ。
本来の使い方ではないけどタイヤを上に乗せるという部分は間違ってない。
そういった意味では正しい使い方だ。
きっと自分はこれ以外こいつの使い方を見いだせないだろう。



リアブレーキがキーキー鳴くのはブレーキダストが溜まりすぎというのが一番の理由。
他にはブレーキシューをセットする部分のグリス切れとかシューの残量の問題とか色々ある。
前回タイヤ交換した時にシューの残量が怪しいのはわかっていたので、以前買って使っていなかった予備のシューも用意しておいた。
付いていたシューと予備のシューを比べてみると違和感がする。


銀色がベスラのブレーキシューで純正準拠品。
青いのは今まで付けていた確かデイトナの強化ブレーキシューだったはずだ。
最大の違いはシューの面積の違いでデイトナの方がシューが長い作りになっている。
材質の問題もあるけどパッドをディスクに当てる面積が増えれば増えるほど制動力は大きくなる。
ダブルディスクはシングルディスクよりもパッドがディスクに当たる面積が倍になるので当然よく止まる。
シューは減っているけどブレーキが効かなくなるのは一目瞭然なのでグリスアップだけしてそっと閉じた。
前回見た時偏摩耗してたシューも今回は均等になっていたので大丈夫そう。
シューの残量は今シーズン使い切れないほど残っているので大丈夫。
毎日峠を攻め立てたり林道でガッタガタになる使い方をしなければ大丈夫だ。



リアタイヤを外すためにチェーンカバー一式も外しているのでついでにチェーン清掃と注油もする。
いつもはステップの根本にリジットラックを噛ませて車体をすんごい斜めにしてやっているけど今日はメンテスタンドを使っているので車体はまっすぐでやりやすい。
ケースもないので清掃も注油もさくさく進む。

ふと、左ステップが目に入る。



ステップラバーが一部無い。。。
バンクセンサーもなくなっている。
そういやこの作業の前に調整したトップケースのキャリアベースの位置がよろしくなくて再調整をかけたりもしてた。
固定のナットを全てダブルナットにして脱落防止措置を取った。
ベースごとハコを落下させた輩が出たので人のふり見て我がふり直したのだ。


ステップラバーの欠損とバンクセンサーの欠損は転倒によるものではない。
バンクセンサーは携行用電磁加速装置で撃ち出す弾代わりに
ステップラバーはバレルを固定するためのバイポッド代わりに使ったら衝撃で吹き飛んだためだろう。
クマみたいな何か巨大なナマモノと遭遇したので盛大にぶっ放したのだ。
実際は車体をすごく斜めにしたので地面と擦れてどっかに行ったんだけど、取り回しでこの削れようはちょっと想像してなかった。
アルミステップの時だとそもそもバンクセンサーなんか無いので問題ないけど
ステップラバーのほうがステップよりも出っ張っているので走行中ものすごくバンクさせるとラバーが吹き飛ぶってのはよく理解できた。

吹き飛んでも支障がないってのも理解できた。。。
というのも今日まで気付かなかったので性能に問題がないことを証明している。
それどころかアルミステップに比べて全然滑らなくてヨカッタとまで書こうとしていた。
気付くまですごくイイよと書こうとしていた。

ステップ高もそんなに違いは無いようでライディングに大きな問題は出なかった。
膝が窮屈で痛いって症状は310キロ走行で出なかったので、自分の普段のツーリングでは問題ないでしょうと。



オートバイの作業は開始までが腰が重く
やり始めると時間の経過を忘れるほどのめり込む感覚。
リアタイヤ外したついでにあれもこれもと作業を盛ってしまい
気付けば2時間くらい経過していた。

今日は早く寝る予定は無理だった。

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