2016年3月17日木曜日

2016年CB1100シーズン前メンテその4

少々疲れがたまりまして本日はメンテ作業をお休みしました。
やる事も溜まっていたのでちょうどよかったかもしれません。



さて、先日行ったメンテナンスは予告通りサスの芯出しとリアブレーキのフルード交換となりました。

芯出し作業は例によってサスをあんあんギシギシストロークさせたあと、アンダーブラケットのボルトとアクスルナットを緩めるというものです。
今回はアライメントツールが使用できましたので、ボルトを締めあげてきっちり芯出し出来ている事が確認できました。
なお、画像はありません!
※アクスルナットまで緩める必要はほぼありませんが自分は神経質なので念のため


次はリアブレーキのフルード交換となります。
ええ、ようやくフルード交換してからキャリパー清掃の方がスムーズに作業が進むと気がついたのですよ。

リアブレーキのリザーバータンクはフロントと違いまして面倒くさい場所にあります。

嫌がらせとしか思えない

少なくとも自分はリアブレーキのリザーバータンクが車体の外側に出ていない車両をCB1100以外知りません。
おまけにリザーバーキャップの上にシートレールまでありますからね。最初にこれを見た時は何を考えてるんだホンダは!と憤慨したものです。

とりあえず手前にあるパーツボックスを取り外して、リザーバータンクに付いているステーの下側のボルトを外してシートレールの下から引っ張り出します。


リザーバータンクをよく見てみると下部はえぐれの入った特殊な形状で、この車両のためだけに専用設計されたパーツだと見受けられます。
確かにCB1100はデザイン重視の車体設計ですが重視するポイントがずれているのは相変わらずホンダらしいと思いました。
最たるのがタイヤサイズなんですが、それはまたの機会にします。

あとはリアブレーキキャリパーのドレン部分にシリコンチューブをぶっ刺すお決まりのスタイルでフルードの交換に入ります。
ドレン部分のボルトはM8でした
リアブレーキはペダルなので交換作業が非常に楽です。
握力を必要とするレバーと違いペダルは踏むだけでOK。
リザーバータンクもこの時ばかりは注ぎやすい位置にあるので、リアのフルード交換は本当に楽ちんです。

が、しかし…

踏めども踏めども気泡が消えません。
キャリパーにエアが混入しているというより、排出されたフルードにどこからかエアが混じっているという具合です。
多分ドレンの先、シリコンチューブの先なんですが、自分のCB1100では見慣れた光景です。
いくらやってもきりがないし、ペダルを踏んだ感触でもエアが混入していないことはわかっていたので少し多めにフルードを使って交換作業を終了しました。

次回の作業のためにリアブレーキのパッドを外して本日の作業は終了。
部屋に戻ってリアのリザーバータンクの中のプラカバーとダイヤフラムを洗浄。

次回はリアタイヤを外してブレーキキャリパーのピストン揉み出し作業です。

0 件のコメント:

コメントを投稿