今年、雨は降っていなかったけど風が強く寒い休日にオートバイを走らせなかったことを後悔したことがあった。
今までもそういう日がなかったわけじゃないのに、その日のことは特別心の中に残り続けた。
やはり走り出すべきだった、と。
今日は6月も中旬だというのに4月中旬並かそれ以下の気温。
天気も悪く、後志は終日くもり。胆振はくもり時々晴れ。
起きて外を確認すると雨は降っていないが路面は濡れている。
各地のライブカメラを見ると大きな道路は乾いていた。
きっと走り出したら後悔するだろう。
寒いし、雨に降られるかもしれないし、路面が濡れている箇所は必ずある。
それでも、走り出さなかったことを後悔するよりはいい。
あのときはもう戻らないけど、このつぎは同じ思いをしたくない。
洗って仕舞い込んだ冬用のインナーを引っ張り出し、レインスーツを上下着て、オーバーソックスを履いてレイングローブを用意する。
カイロは熟考の末使わなかった。
路面が乾くのを待っていたので、定刻より少し遅い出発となる。
久々に走らせることになるTW225。
チョークを引いてエンジンを始動させるも、なぜかチョークが戻ってしまう。
何度やっても勝手に戻る。なめらかに動作するチョーク…なめらか過ぎる。
とりあえずエンジンは始動したのでそのままバイク屋へ。
預けていた物を受け取りメカニックの方にチョークの相談。
部品ごと取り外して調べてみると、ゴムカバーがずれていたのが原因ではないかと思われる。
ゴムカバーが一種の抵抗となってエンジンの振動でチョークが戻らないようになっているのではないか…という仕組み。
エンジンはすでに温まっているのでチョークを引いてもどうなのかはわからないが、これでダメならまた考えよう。
走り出し、今日の目的地がないことを思いだしたが、胆振まで行けばなんとかなるだろう。
まずは久々のTWの感触を味わってみようと思った。
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