2018年6月8日金曜日

CB1100のスプロケット交換(ドライブ・フロント)

ちょっと前に書いた通り、CB1100のフロントスプロケットは限界を迎えている。
メンテ本のダメになったスプロケみたいにものすごくとんがっているってほどではないけど、チェーンのローラーの間にかなりの隙間が出来ているのは確認できるってくらいにはとんがっている。
交換用のスプロケットは数年前に購入したものがあるので、今回はそれを使うつもり。
純正品ではないので悪しからず。


外した純正フロントスプロケ

いきなり外した状態です。
ちなみに外し方は通常のCB1100とは異なります。
自分のCB1100は社外のスプロケカバーが装着されており、外すのがノーマルに比べやや容易になっております。
それを外したあとにスプロケのセンター部分のナット(規定トルク54N·m)を緩めるとスプロケットを外せるのですが、このナットを回すと後輪が共回りします
このため後輪を何らかの方法で固定しなければナットを回すことが出来ません。
インパクトドライバを持っている諸兄は何の問題もないのでそれを使えばいいですが、自分のガレージには持ち合わせがないので物理的に固定しました。

写真がない…
スイングアームとリアホイールの中に角材を突っ込んで物理的に回らなくしたんですね。
ただ、これだけだとまだ不安があったのでフロントブレーキレバーをロック。センスタではなくサイドスタンドを使用。
もうひとりいればリアブレーキを踏んでもらえればいいのですが、なにしろ一人しかいません。
スプロケカバーを外すとクラッチスリーブも一緒に外れてしまうので、Nからローに入れてってのも出来ないんです。
そう、先に一速に入れてしまえばこんな苦労はなかったのです。後の祭りです。


ようやく外したのが上の写真で、純正品はゴムのバランサーなのかプロテクターなのかが付いていてずっしりしてます。
交換用のはXAMのC6108-18T。写真では中抜きされてますが自分のは古いのか違うものなのか中抜きはされてませんでした。


きれいなのは一瞬だけ

スプロケ回りは想像を絶するほどの汚れっぷりですが致し方ありません。
純正カバーだとこれよりもさらに汚れますが、オープンタイプの社外品は飛び散るのでまだマシな方です。これでもマシな方なんです。
あ、取り付けは簡単で単純に入れるだけです。ナットさえ回ってしまえば交換するのは何の問題もありません。チェーンは緩めておいたほうがやり易いのかな?自分は緩めました。

そしてナットを取り付けてスプロケカバーを取り付けてリアスプロケでもやるかーと思ってましたが、ナットを規定トルクで締めていないことに愕然としたのです。
54N·mで締めてないことに。
共回りしちゃうこいつをすでに後輪を取り外しにかかっちゃってる状態で気がついてしまったのです。
何かもう色々と作業がごっちゃになってしまい、手順がめちゃくちゃになってました。
あれをやればこちらが出来ない。だからこちらをこうやって…というのがまるで出来てませんでした。

それでも今日は時間があったのでのんびりやってました。
外は大雨で下水からゴーッという嫌な音がするほどで、でも気温は低くて作業はやりやすかったです。
知らない整備をやることも久々で、楽しんで作業することが出来ました。
これでバイクを壊しちゃうとドン底に落ちるんですが。。。

スプロケットは前後とも5万7千~8千くらいは持ったので、もう次の交換はないかもしれません。
次はリアスプロケットになります。

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