2018年6月23日土曜日

6月23日のツーリング CB1100タイヤテスト

今日はCB1100のフロントタイヤのテスト走行。
本当は早番終わりにちょっとだけ乗る予定だったのだけど、天気や時間の都合で無理だったためツーリングでテストすることに。

ミシュラン・パイロットロード3からダンロップ・ロードスマートⅢへと変更されたフロントタイヤ。
パイロットロード3の感触はよく覚えている。
特に今年はオートバイを今までよりずっと走らせれるようになったのでよく覚えている。

期待に胸を踊らせて新しいタイヤで走り出す。
ロードスマートⅢ…まずは普通に走り出す。大丈夫、おかしいところはなさそうだ。
何しろほぼ自分で組んでいるので異常が出てもおかしくない。


走り出してすぐに気が付いたのは、よく転がるタイヤだということ。
そしてタイヤの接地感が薄い、今までよりもグリップが少ないという事に気が付いた。

ちょっと驚いた。
こんな明確に違いがわかるということに。
ぜんぜん違うね、というくらいに違いがわかる。
あれだけ硬さに違いがあれば、これくらいの違いが出て当然かも知れないが…

コンパウンドの差ではなく構造的な、ビードとコードの違いがこの変化を生み出している…と思う。
グリップが少ないと言っても足りていないわけではなく、コーナーリングではむしろ軽快感として受け入れられる。
連続コーナーなどの切り返しではロードスマートのほうがかなりやりやすかった。

問題もあった。
ショック吸収性能と微振動。特に後者は今まで感じなかった60キロ程度の速度でも出るようになりちょっと困ってしまう。
速度を上げて高速道路のような長い距離を走ると手が痛くなってしまう。
これはパイロットロードでも発生していた症状だが、低速走行では感じられなかった。


結局どっちが良いのかというと、、好みの問題になるだろうと。
好みと、走らせ方によって良いと悪いが出てしまうだろうと。
自分はどうやらパイロットロードのほうが向いているというのがわかった。
柔らかく、フロントのグリップが多いほうがよく走らせることが出来るらしい。

いつものツーリングルートをいつものように走らせた結果だったので、とても納得のいく答えだった。
タイヤの違いを明確に感じられたのが驚きであり嬉しくもあった。
まずまず走らせることができたし、行ってみたかったところにもいくことが出来た。



洞爺湖町 花和神社 13時55分

洞爺湖畔 14時21分


そうべつ滝 15時30分

羊蹄大橋 17時35分


夏至付近の頃は日が長く、走り回って帰る頃になっても明るくてつい寄り道をしてしまう。
前日は長時間労働で、体の具合もよろしくなかった。
天気もご覧の通り薄曇り。
気温はちょうどよかったけど、何もかも難しい感じでありながらそれも楽しんでいる自分がいた。
今日は土曜日。多くのライダーが走り出していた。
色々なオートバイを色々なライダーが走らせていた。

自分はほとんどが平日の休み。いつも一人走り回る。

だから多くのライダーが走っているのはとてもめずらしいと感じてしまう。
それは土日のいつもの光景かもしれないが、見慣れない自分には新鮮に写ったのだという話。
ツーリングルートが重なったのか何度も遭遇したオートバイもあれば、イエローラインのブラインドコーナーで抜きにかかられあわや対向車に接触かという出来事も。
側車付き(所謂サイドカー)バイクを何台も見たりとか、実走している最新モデルを見たりとか。

年と共に何もかもが関心の埒外にいってしまうようになったけど、オートバイを走らせている時の事はそうではない。
今日は何もかもを少しずつ楽しんだ感じ。怒ったり笑ったり驚いたりとかはなく、色々眺めて楽しんだ感じ。

難しい時は楽しめない事が多いけど、今日はずいぶん楽しんだ気がする。そんな一日でした。

356.9キロ走行


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